欠席
久しぶりに風邪をひいて寝ていると、ぼんやりと昔のことを思い出します。
中学・高校は無遅刻無早退無欠席の超健康優良児だった私も、さすがに小学生の頃は一年に何度か欠席することがありました。
みんなはいつも通り学校に行って授業を受けている平日のまっ昼間に、こうして家で、しかも普段の寝場所とは違う居間に布団を敷いて横になっている。ここには母親がいておやつがあってテレビもある。ワイドショーもできるかなも笑っていいともも観放題。このシチュエーションを喜ばない小学生がいるでしょうか。
その上母親が優しい。
あ、万が一本人が読んでるとまずいので、
その上母親がいつも以上に優しい。
ああ風邪最高。
ああ病気万歳。
などと、症状が軽い時はよく思ったものでした。
小学生の考えることですから、どうかご容赦下さい。
2~3日が経ちすっかり回復して、またいつものようにランドセルを背負って幼馴染に「おはよう」と言いながら、ようやく「やっぱり元気な方がいいな」と気付くのです。
昇降口で出会った友達が「治ってよかったね」と言ってくれる。
廊下ですれ違った先生が「無理そうなら体育は見学しなさいね」と優しい言葉を掛けてくれる。
やっぱり、健康が一番だな。
体育、マラソンなら見学しよう。
そして教室に入ると、「もう大丈夫?」「昨日テストあったよ」「プリントもらった?」などと口々にみんなが話しかけてきます。
うん。もう平気だよ。
やっぱり、学校っていいな。
そんな気持ちは、掲示板に貼り出された一枚のプリントにより最高潮に達します。
…おとといの給食、カレーとソフトめんだった…。 【今日のいぬごはん】
・鶏胸肉
・鶏レバー心臓付
・三つ葉
・大根の葉
・人参すりおろし
・ヤギミルク、オリーブオイル
一番好きな組み合わせでした。
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- [2006/12/09 20:48]
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