出前
オーストラリアで開催中のクリケット大会を観戦しに来たイギリス人のグループが、試合会場から約1万5千km離れた自国のレストランにカレーの配達を頼んだんだそうです。
お気に入りのレストランの味を我慢できなくなったそうなのですが、通常なら日本円で約3万2千円前後の料理が、今回は約34万円になるそうです。レストラン経営者のアブドゥルさんは、検査が厳しいオーストラリアの検疫当局にカレーが没収されないことを願っているとのことです。
没収されないといいですね。
…で終わってしまっては元も子もありませんので、もう少し話を続けます。
この「出前」というのは、(今回の件も出前の範疇に入れていいかどうかは皆様のご判断にお任せしますが、)どなたが始めたことか分かりませんが大変便利で嬉しいサービスです。
外に出るのは面倒くさいけどどうしてもあそこのラーメンが食べたい、と思ったら電話一本で持ってきてくれるわけですから、店で食べるより余程感謝しながら食べようという気になります。最近の容器は使い捨てが多く器を取りに来てもらうということも減りましたが、もし近所の中華料理屋さんから出前を取った時は、きれいに洗ったどんぶりを玄関先へ出しておく時に「ごちそうさまでした」と書いたメモを乗せておくときっと喜ばれます。「割ってすみません」と書かないで済むよう気をつけたいところです。
そう言えば何年も前、目の前を通り過ぎていく蕎麦屋のバイクのおかもちから、ざる蕎麦が次々に飛び出したことがありました。
その蕎麦はまるでヘンゼルとグレーテルが残していったパンくずのような軌跡を描いていました。 【今日のいぬごはん】
・馬肉スライス
・大根
・白菜
・三つ葉
・ヤギミルク、しそ油
大将に怒鳴り散らされている彼が目に浮かぶようです。
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ココ→
- [2006/12/10 20:55]
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