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 2007年02月 

ニュアンス 

微妙なニュアンスが印象を決定付けることもあります。
外国語を翻訳する際や、顔の見えない電話での口調、メールの言葉遣いなどのニュアンスにはできる限り気をつけたいところです。仕事中でもないのに非常に事務的で用件のみしか書かれていないメールからは、何となく不機嫌な相手の様子が浮かんできますし、「memory」を「思い出」と表記するのと「想い出」と表記するのとでは、そのオモイデに対するこだわりや執着の程度が違って伝わってくるものです。
友人のアルバイト中の話です。日本語の全く話せない外国人男性と若い日本人女性が来店し、時間貸しのパソコンを使い始めました。「このソフトの使い方が分からないと彼が言っています」と女性が友人に質問してきたので、「そのソフトは使いこなせるまでに大変時間がかかりますし、レクチャーはこちらではやっていないんです」と説明したところ、彼女はうなずき男性に向かって一言、
「Very difficult.」。

イメージが重要な「商品名」も、ニュアンスを大切にしているのが伝わってきます。
「さわやか○○」「まろやか△△」「××専用」とか、
「さらりとした」「緑茶成分入り」「じっくりコトコト」など、
「なんだか美味しそう」「今までとちょっと違いそう」と購買欲をそそる商品名にするための開発者の方々のこだわりは、並々ならぬものと想像します。

ただ、せっかくのそのニュアンスも、たまに店頭で変化している場合があります。
(「続きを読む」をどうぞ)

 【今日のいぬごはん】
  ・鶏胸肉
  ・鶏軟骨
  ・小松菜
  ・大根
  ・春菊
  ・ヤギミルク、ごま油

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