fc2ブログ

Entry Navi - Archives

 2007年03月 

誤解 

出来ることなら、誤解はしたくも受けたくもないものです。
ほんの些細な誤解から大切な友人を失ってしまったり、誤解したままの知識を信用して健康を害してしまったりと、やはり、誤解から生ずる結果というのは自分にとって不都合である場合がほとんどでしょう。
中学に入る頃まで、「食間」は食事の最中のことだと誤解していました。食間の薬を飲み忘れたら、次の食事まで飲めなくなると思っていました。

犬と暮らす中でやってしまいがちな誤解のひとつに、「いたずらを叱っている時犬があくびをしたので、『叱られているのにあくびをするとは何事だ!』と腹が立って余計に叱った」というものがありますね。この場合のあくびは「もう叱らないで」という気持ちを表わすサインだそうですから、これを人間のあくびと同じ意味だと誤解してますます叱っては可哀想と言うものです。
昔実家にいた犬よ、
ほんとにすまんかった。
叱られ損が1割くらいあったな。

通常、誤解されたままだと会話も上手くかみ合わなくなるものですが、ごくたまに、奇跡的に会話が成立することもあるのです。

先日、玄関のガラス戸に1枚の紙が挟まっているのに気付きました。紙を取ろうと玄関を開けるといぬが庭に飛び出しましたが、気にせず紙に書かれた内容を確認すると、巡回灯油販売車からの身に覚えのない請求書でした。結局それは、近所にある同じ苗字のお宅宛だったのですが、それを玄関先で訝しげに読んでいたちょうどその時、お隣の奥さんが買い物から帰ってきました。いぬが走り寄り、私も顔を上げてフェンス越しに「こんにちは」と挨拶。
以下、それ以降の会話です。

「寒いねえ」
「ほんとに寒いですね」
「荷物持ってる時にはあんまり寄って来ないね、偉いね」
「あ、ええ、…(なんだこれ、灯油なんて買ってないのに)」
「賢いねえ、ちゃんと分かってるんだねえ」
「そうなんですかねえ…、(紙をひらひら見せて)これ、なんだろうと思って」
「そうだねえ、なんだろうと思ってるのねえ」
「…え?ええ、(ほんとに失礼な請求書だな)身に覚えがないんですよ」
「ほんとにねえ、見覚えのないものには近づかないのねえ」
「…ああ、はあ、はい…」
「それじゃあ、またね」

フェンスの向こうがお隣さん  【今日のいぬごはん】
   ・牛ハツ
   ・かいわれ大根
   ・きゅうり
   ・小松菜
   ・ヤギミルク、しそ油


わりとこういうことのある憎めない奥さんです。
1クリック大変励みになります!
ココ→ranking

スポンサーサイト