目覚め
カーテンの隙間から朝日が差し込む。
隣で寝ていた君は、まだ眠っている私の布団を、
ぽん、ぽんと軽く叩く。
「ねえ、起きて」
きっとそんなことを思っているんだろうね。
また、ぽん、ぽんと2度、3度。
「ねえ、もう朝よ」
君はうっすらと目を開けた私の頬に顔を近づけ、
モジャ
あはは、くすぐったいよ。くすぐってぇっつーの。
…もうそんな時間なのかい。
私は枕元に置いておいた眼鏡をかけて、
寝ぼけまなこでデジタル時計の表示を確認する。
6時前。
はええよ。
…いや、まだ早いんだよ。
もう少し寝させておくれよ。
君ももうちょっと寝ておくといいよ。
さっきより強い日の光が部屋に差し込む。
足元で寝ていた君は部屋を少し歩き回ったあと、
またぽん、ぽんと私の布団を叩く。
「ほら、起きて」
それでも目を開けようとしない私の頬に君はその鼻を、
ヒヤリ
うああああああーーーーーーーー
…あ、寝過ごしたかい、ごめんよ。
少し慌てて眼鏡をかけ、時計の文字を確認すると、
6時15分。
(最初に戻り、時計を15分ずつ進めてください) 【今日のいぬごはん】
・鶏胸肉
・鶏レバー心臓付
・水菜
・人参すりおろし
・ヤギミルク、ピーナッツオイル
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- [2007/04/08 20:46]
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