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 2007年04月 

ステレオタイプ 

あるものに対して万人が持つ典型的なイメージのことをステレオタイプと言いますね。
単なるイメージであって実際の姿は全く違うと知っていても、「○○と言えば」と聞かれるとほとんどの人が「こんな感じ」という共通した姿を想像するものです。
泥棒のステレオタイプと言えば「ほっかむりに地下足袋に唐草模様の風呂敷」ですが、現実にこんな人間がウロウロしていたら何もしていなくても署までご同行願われますし、忍者のステレオタイプと言えば語尾に「~でござる」ですが、現実にこんな話し方をする忍者がスパイとして紛れ込んでいたらすぐ忍者だとばれますし、世界征服を企む組織のボスのステレオタイプと言えば「仮面に黒いマントと黒いスーツにいかにも悪人面で、地下に秘密基地をかまえて毎週1つずつ計画を実行」ですが、それだけの財力と人材があるなら普通に会社を起こして経済面から征服したほうが早そうです。
あと、食パンを食べながら走っていても、曲がり角でイケメン転校生との恋は始まらないと思います。

ただ、こうしたステレオタイプが存在するおかげで、「いちいち説明がなくてもどういう役割なのか誰でもすぐわかる」という便利さもあります。
代官は悪い。
メガネ君は賢い。
メガネっ娘は実は美人。
5人のうち1人は食いしん坊。
5人のうち1人は親がお金持ち。
教頭がうるさいと校長は懐が深い。
部長がうるさいと社長は懐が深い。
最初に疑われる男はそのうち殺される。
運命の出会いだと思っていた美女が犯人。
何かと相談していた小料理屋の女将が実の母親。
犬と猫が一緒に飼われていると犬がしてやられる。

できれば鼻の上で結びたかった  【今日のいぬごはん】
   ・鶏胸肉
   ・パセリ
   ・三つ葉
   ・キャベツ
   ・ヤギミルク、オリーブオイル




「お母さん」と言えばやっぱりかっぽう着ですね。
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