恐怖
まさか。
ブラックホールがないかもしれないとは。
オハイオ州のケース・ウエスタン・リザーブ大の物理学者の方々が「ブラックホールは存在しない」という新説をまとめたそうなんです。
それじゃ今までの私の気持ちはどうなるの。
いや、どうなったところでどなたも知ったこっちゃないわけですが、子供の頃初めて「ブラックホール」というものを知った時、わけもわからずただ無性に恐かったのです。
「一度吸い込まれたら二度と出てこられない」「周囲にあるもの全て、光すらも吸い込んでしまう宇宙の穴」などと教えられて、そんな恐ろしいものがこの世にはあるんだと、まるで夜の学校か深さ2メートルの沼なんかと同列に、自分が吸い込まれてしまうことまで本気で想像して、しまいには
…夢にまで見ましたよ。なんべんも。
暗い穴にずるずると引き込まれていくんです。
そりゃー怖いですよ、ものすごく。
ハッと目を覚ましたらうっすら泣いてるんですよ。子どもだもん。
それをですね、今さら「ないよ」なんて聞かされたらですね、あの頃の恐怖は一体なんだったんだとひとこと言いたくもなるわけです。あの枕を涙で濡らし一度起きたらもう眠れないようで眠れた夜はなんだったのかと過去の自分を慰めに行きたくもなるわけです。そして今の子どもさんは私のように無駄に恐怖を感じなくて済むかもしれないと思うと、
…
それは誠に結構なことですね。
今考えればなんでそんなに恐かったのか自分でもよくわかりませんが、子供の頃って、大人に言わせるとなんでこれがそんなに怖いのと思うようなものが恐かったりしませんか。
ちなみに私はスマイル目薬の箱の顔が恐かったです。 【今日のいぬごはん】
・牛モモスライス
・ブロッコリー
・小松菜
・キャベツ
・ヤギミルク、しそ油
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- [2007/06/21 20:36]
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