破壊
形ある物はいつか壊れるものです。
子供の頃に拾って大切にしていた綺麗な貝殻も、蔵から出てきた「これは300万するんじゃ」(byおじいちゃん)という大皿も、波●さんの盆栽も、年月とともに次第にもろくなったりドジでおっちょこちょいのお手伝いさんが箱を持ったまま敷居につまずいたり息子の振ったバットがまた当たったりして壊れゆく時がいつかくるのだと、最初から覚悟しておいた方がいいのかもしれません。
夫婦喧嘩の最中、嫁によって無作為に投げられたように見えた食器は全部俺が独身時代に使っていたものばっかりだった、
というご主人、そういう時でもある程度の理性は働くもんです。
逆に、形のないものの中には、絶対壊してはいけないものがあります。
例えば、子どもの夢。
「おとなになったらパパのおよめさんになる」と言う女の子に「それは絶対無理」と答える大人でありたくはないですし、無邪気に「おおきくなったらうちゅうひこうしになるんだ」と目を輝かす男の子に「なれるもんならなってみな」なんて口が裂けても言ってはいけないのです。
遊園地のヒーローショーのスーツの下はあくまで『ご本人』であり、また、千葉県浦安市にお住まいのネズミさんやクマさんは本物のネズミさんやクマさんであって、もちろん中身なんてありません。
けれど、形ある物はやっぱり壊れる運命(さだめ)なのです。
と、
頭ではわかってるんですが、
いぬじめ…とうとうやりおった…。
【今日のいぬごはん】
・鶏骨ごとミンチ
・オクラ(ゆで)
・きゅうり
・ブロッコリー(茎)
・ヤギミルク、オリーブオイル
いぬが子犬の時は、ここまでの大物は狙わなかったのですが…。
やっぱりいぬじはいぬじでしたね…。
よろしければ1クリックをお願いします…。
ココ→
- [2007/06/25 20:37]
- 2字 |
- Trackbacks(0) |
- Comments(4)
- この記事のURL |
- TOP ▲
- | Home |