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 2007年09月 

赤とんぼ 

夕焼け小焼けの赤とんぼ
負われて見たのはいつの日か

山の畑の 桑の実を
小かごに摘んだはまぼろしか

十五でねえやは 嫁に行き
お里の便りも 絶え果てた

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先

赤とんぼ 赤とんぼの
羽を取ったら アブラムシ

途端に情緒もへったくれもなくなりましたが、
今年もようやく赤とんぼをよく見かけるようになりました。
とにかく今年は暑く、しかもそれが長引いたので、例年より赤とんぼが飛び始めたのも遅かったようです。やはり赤とんぼが飛んでいるのを見ると「秋が来たなあ」と実感できるわけで、私の中では秋の景色に欠かせないもののひとつなのです。
小さい頃はよく捕まえて遊びました。
しかし指をくるくる回して捕まえられたことは皆無です。
あれってトンボが目を回すって嘘らしいですね。
誰だ、子供に嘘教えたの。

虫が群れを成している姿というものは、せいぜいアリの行列以外、よほど虫好きの人でもない限り出来れば見たくないものだと思いますが、同じ虫でも赤とんぼの群れが飛び交う姿に嫌悪感を抱く人はそうはいないのではないでしょうか。私などむしろその中にとどまって、しばらく空を眺めてしまうことも多いほどです。

今でも覚えています。
まだ小さかった頃、母と手をつないで、
夕焼けの中を時間の経つのも忘れて赤とんぼを眺めていたのを。
「あっちにもとんでる」
「ほんまやね」
「こっちのはっぱにもとまってるよ」
「よう見つけたね」
「おとなりのへいの上にいっぱいならんでるなあ」
「ほんまにたくさんとまってるねえ」
「あ、あの赤とんぼ2ひきつながってとんでるで」
「…ああ、うん、そうやねえ(汗)」

微妙な間の意味が分かるまでその後10年を要しました。

虫を見れば必ず一度は追いかける  【今日のいぬごはん】
   帰りが遅くなったので
   ドッグフードでした







美しく終われず大変失礼いたしました。
よいこのみんなはもう少し大人になってからね。
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