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 2007年10月 

恐怖 

無性に恐怖感を抱かせるものがあります。
昼間見れば何のことはないのに、夜の暗闇の中で見ると怖いと感じるものは多いですね。
例えば風に揺らめく白いカーテン、
チカチカと消えそうに点滅する街灯、
テレビのザーッという砂あらしの画面、
窓にぼんやり映った自分の姿。
すっぴんだから余計に怖い。
奥様に言わないように。

また、良くない状況を連想させるものからも、恐怖感が生まれます。
何枚も貼り出された猛犬注意の貼紙、
川に流されてゆく子ども用のおもちゃ、
壁にうっすら広がっている赤いシミ、
ある日突然ぷつんと電源が落ち、それから次々と壊れてゆく電化製品。

実際は単なる防犯対策で中にいるのはものすごいフレンドリーなゴールデンレトリーバーだったり、ぶんぶん振り回していたらうっかり手からすっぽ抜けて川へ落としてしまっただけだったり、シャンパンを開けたら思いっきり噴き出したクリスマスの痛い思い出の名残だったり、本当にたまたま全部同時期に寿命が来ていただけだったりするわけですが、しょうがなく買い換えた結果今月どうやって生活したらいいのという別の恐怖心が芽生えることはあります。

もうひとつ、怖いと感じるものに、
「歩道や道端に脱ぎ捨てられた靴」があります。
どうしてこんなところに左右とも転がっているのか、
最初は車道の脇に脱ぎ揃えられていたんじゃないのかなどと、あらぬ想像をめぐらしてしまいます。

しかし、2年前、私は見てしまったのです。
交通量の多い交差点を徒歩で渡ろうと、横断歩道の信号待ちをしていた時のことでした。
左側から右折のウィンカーを出して走ってきたワゴン車。
ちょうど右折信号の矢印が出たところで、対向車もなく、あまり減速せず交差点に差し掛かりました。
よく見ると、
車の上に、
スニーカーが1足乗っています。
「あっ…」と思ったその瞬間、

右折した反動で靴が転がり落ちました。
運転手は気づかず、颯爽と走り去ってゆきました。

お前は怖い物多すぎ  【今日のいぬごはん】
   ・馬肉スライス
   ・人参すりおろし
   ・春菊
   ・小松菜
   ・ヤギミルク、オリーブオイル



どうやら靴を履き替えたか土禁かで、
とりあえず上に乗せたのを忘れていたようです。
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