fc2ブログ

Entry Navi - Archives

 2008年01月 

主人公その3 

新春企画第二弾、
「もしもいぬがおとぎ話の主人公だったら」
も今回でとうとう最後です。
すみません、これで終わりなのでどうか我慢してください。

さて、ラストのお話は、

「もしもいぬがいぬデレラだったら」。

はい、やっぱりあのお話です。
それでははじまりはじまり~。

昔ある国にいぬデレラというメスいぬがいました。

いぬデレラは血のつながらない飼い主たちにいつもいじめられ、
汚い身なりで家の仕事を1日中やらされているのでした。
しかし所詮いぬの手なのでたかがしれていました。

そんなある日、
お城で舞踏会が開かれることになりました。

いぬデレラの飼い主は張り切って準備を始めましたが、
どのドレスもいぬデレラの毛まみれで、
慌ててコロコロをするはめになりました。
ぶつぶつ文句を言いながらも何とか着飾った飼い主たちは、
いそいそとお城へと向かうのでした。

さて、家に一匹で残されたいぬデレラ。
誰もいない家でのんびりするのも悪くありませんでしたが、
しかしいぬデレラは、飼い主たちの口から
「いっぱいごちそうも出るし」という一言を聞き逃してはいませんでした。

なんとかしてお城に行こうと考えたいぬデレラは、
桶に溜めておいた水に石鹸を入れてざぶんと飛び込み、
中でぐるぐる走り回って汚れを落とすと、
その隣の桶に飛び込んで石鹸を洗い流し、
ざばーっと勢いよく桶から飛び出して
ぶるぶるぶるぶるぶる(略)体を震わせ
ると辺り一面がびしょびしょになりましたがちっともかまわず、
床にタオルを敷いてその上でゴロゴロ寝転がって体を拭いた後、
家中思いっきり走り回って自然乾燥させたので、
すっかりきれいでふわふわになりました。
そして自分の足でお城まで走ってゆきました。

ひそかにタンスの陰で出るタイミングをうかがっていた魔法使いは、
出番をなくしてすごすごと魔法の世界へ帰ってゆきました。

いぬデレラがお城に着く頃にはすっかり舞踏会は始まっていました。
飼い主たちは何とかして王子様と一緒に踊ってもらうため、
王子様の近くをうろつくのに必死でいぬデレラには全く気づきません。

テーブルの上に目をやると、飼い主の言葉通りご馳走がずらりと並んでいます。
しかし欲望のままテーブルの上に飛び乗れば即座にとっ捕まって追い出されることを(以前の経験で)知っていたいぬデレラは、柱や人の影からそっと頭を上げ、まんまと鶏の丸焼きをくわえて一目散にお城を飛び出しました。

いぬデレラがお城の階段を駆け下りているちょうどその時、
お城の大きな鐘が12時を告げました。
どうしても我慢ができなかったいぬデレラは、その階段の途中であっという間に鶏を平らげ、一本の骨を残してその場を去りました。

さて、どうなるいぬデレラ。
続きは明日。

鶏の丸焼き一度でいいから食べてみたい  【今日のいぬごはん】
   ・いぬ:鶏骨ごとミンチ
    いぬじ:鶏レバー心臓付
   ・ブロッコリー
   ・かぼちゃ(ゆで)
   ・大葉
   ・ヤギミルク、ごま油
 

また引っ張ってしまってすみません。
どうも家のPCの調子が悪く、実家から更新しているため、
コメントへのお返事が遅れますことをどうぞご了承ください。
それでもよろしければ1クリックお願いできませんか…。
ココ→ranking

スポンサーサイト