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 2008年11月 

童話(その1) 

本日から2泊3日で旅行に出かけております。
というわけで、今日より4日分は予約投稿です。
ネタをどうしようかと散々考えた結果、数夜連続でまた妄想…いや創作することにしました。

今回のテーマは、
『いぬorいぬじが童話の主人公だったら』。
ある有名な童話の主役がいぬ、もしくはいぬじだったらどうなるか。
同じ童話の、いぬバージョンといぬじバージョンを続けてお届けします。

え?
前もそんなのやってたって?
…え、ええ、覚えてます、覚えてますとも。
はい。

じゃ、始めます。

初日の今日は、「いぬのおんがえし」。
はじまりはじまりー。


むかーし昔あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
ある寒い雪の日のことです。
おじいさんがたきぎを売りに行ったその帰り道、わなにかかった一匹のいぬを見つけました。
「おやおや、せっかくの鶴のわなにお前がかかっちゃいかんだろ」
おじいさんは鶴がかかっているのを期待しながらやって来た猟師さんが心底がっかりしないうちに、わなからいぬを放してやりました。
いぬはそのままおじいさんについて行こうとしましたが、どこからともなく漂ってきたイモのにっころがしのにおいに誘われている隙におじいさんを見失いました。
家に帰ったおじいさんは、今日の出来事をおばあさんに話しました。
「あれまあ、どんくさいいぬもいたもんだねえ」
「ほんになあ、にしても無事家に帰ったかのお」
すると、とんとんどんどどんと戸を叩く音がしたかと思うと、
がらりと左前足で戸を開けて先程のいぬが飛び込んできました。
「おっ、お前はさっきのいぬではないか」
おじいさんはいぬのタックルをぎりぎり避けました。
「いぬの姿のままやってきたら話が続かないんじゃないのかい」
おばあさんは冷静にそう言いました。
いぬはおもむろに口を開いてこう言いました。
「さきはありがと
なんかしたいけどいまはむり
はるになたらまたくる」
「アグ○スチャンばりに片言だけど言いたいことはわかったよ、
春まで待ってれば何かお礼してくれるんだね」
おじいさんとおばあさんはとても心の広い人だったので、全然期待しないで春まで待ちました。
そして雪国にやってきた遅い春。二人がいぬのことなど完全に忘れた頃、そいつはやってきました。
「またせたな
しょじのむこうでつくるからのぞいたらあかん」
「わかったわかった、ほんとに来るとは思わんかったわい」
いぬはせっかく暮れに張り替えた障子に穴を開けて手を突っ込んで開けて中に入り、自分では閉められないのでおばあさんに閉めてもらってごそごそ何かを始めました。
そして、5分ほど経った頃でしょうか。
また穴を増やしていぬが出てきて、
「これであたかいのつくってうったらおおがねもちよ」
と次●課長の中国人の物真似のようなセリフを残して走り去りました。
おじいさんとおばあさんが障子を開けると、
ごっそり抜けた冬毛が部屋中を舞いまくっていました。
おばあさんは掃除をして腰をいためました。
めでたしめでたし。

写真もなしです。
明日は「いぬじのおんがえし」です。
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…生温かい目で見守ってやってくださいませんか…。
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只今旅行中により、
コメントのお返事が遅れますことをご了承くださいませ。

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