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 2009年04月 

修繕 

私が住んでいるのは、実家の古家です。
物が増えて手狭になった親が数年前に近所に小さい家を建てて移り、こちらは空き家になったので住むことにしました。
ので、
二階の半分は親の荷物で埋め尽くされています。
元気なうちに処分してほしい。

築25年近く経つ家ですので、当然あちこちガタが来ているのですが、そのほとんどは日曜ダイカーである父親が暇を見つけては直し続けてきました。
さて、そんな父が先日から、少し時間のかかる修繕を始めました。
ある日の昼下がり、父がぼそっと
「さて、(今日も)ぼちぼち旧宅の周りを直すか…」
とつぶやいたところ、隣にいた母が、
「キムタクの周りを直すか」
と聞き間違えたらしいです。
の次はキムタクにも何かあったかと心配したとのことです。
大丈夫です。

家を直してくれるのは大変ありがたいのですが、その間落ち着かないのがいぬです。大工仕事には危険も伴うためいぬ達を近づけないようにしているのですが、そんな気遣いをいぬに理解できるはずがありません。
大好きな父がすぐそこにいるのが分かっているのに会わせてもらえないつらさ。
近いのに遠い。届かぬ想い。
今日はその上夕方から母親までもが周囲の草むしりを始めたらしく、キューンキューンと一向に落ち着きません。

私が立ち上がる度に玄関まで走ってゆき、

落ち着け

ついでにいぬじも勢いでついてきて、

無言で「開けて」と訴え、

このドアは自力では開けられないらしい

仕方なく開けてやるとダッシュで門扉まで近づき、

他には目もくれず

その時いぬじは部屋に戻り、

向こうに見え隠れする父と母に熱い視線を投げ続けるいぬ。

いた

貴方はそこにいるのに。
ああなんというジレンマ。
目の前の黒い壁が私の行く手を阻んで、
あの人のもとへと駆け寄ることすらできない。
ねえお願い、誰かここを開けて。
それが叶わないなら、せめてあの人をここへ呼び寄せて。



諦めな。

毎日毎日顔を合わせているというのに、
会うたび感動の再会のごとく喜びまくるいぬ。
「どっちが飼い主なのか」の1クリック、
…自信がなくなるほどの反応の違いです…。
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