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 2009年06月 

匿名 

自分のペンネームを考えたことがある人はわりと多いのではないでしょうか。
どこかに投書や投稿をする際、採用はされたいけれど本名が公表されるのは困る、ということはよくあります。特にこのご時勢、個人情報はなるべく表に出さないことが自分を守るための第一歩ですから、わざわざ不特定多数の人の目に付く場に本名を載せたがる人は少数派でしょう。
中学生の頃、イラストをハガキに描き、その面のすみっこにペンネームを書いて雑誌に投稿したら、
思いっきり本名で掲載されました。
「ペンネーム希望」と書くのを忘れました。
ただのサインとみなされました。
ちなみに、初めて投稿した人は必ず載っけてくれる雑誌でした。

最近はハガキでなくメールで投稿する人や場が増えたため「ハンドルネーム」「ラジオネーム」といった言い方の方が一般的になりましたが、ハンドルネームはどちらかというとその場の思いつきでぱっと決めて、投稿の場が変わればハンドルネームも変えるという人が多そうですが、ペンネームはわりと時間をかけてじっくり考え、こだわりの名前をひとつかふたつに絞っている人が多いような気がします。
タレントやアーティストが芸名で活動するように、
作家や漫画家が本名ではない名で作品を世に出すように、
自分自身で考えた、いわゆる「もうひとりの自分の名前」を名乗る。
生まれる前に親や親戚が決めた、つまり自分の意思とは関係なく決められてしまった名前とは違う、
自分で納得し、自分の力で作った、自分だけの名前。
その名への愛着や思い入れは、
そうそう簡単に変えられるほど弱いものじゃない。

ちなみに、「まめよし」は人が付けたあだ名です。
特に深い意味はありません。

いぬ(仮名)といぬじ(仮名)

あ、でもそれなりに愛着はあります。
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