G.W.特別企画(その1)
昨日予告しておりました、
2010年ゴールデンウィーク3夜連続特別企画、
名付けて、
『もしも三豆がおとぎ話の主人公だったら』。
…
はい。前にもやりました。二度。いぬといぬじで。
まあ、細かいことは気にせず、適当にお楽しみください。
お話のタイトルは、
【かぐや豆】
です。はじまりはじまりー。
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
ある日おじいさんが竹やぶに竹を取りに行くと、
その中の一本が光りかがやいているのに気づきました。
「おお、これはめずらしい。さっそく切ってみようかの」
おじいさんが「えいっ」と光る竹を切ると、中にはなんと小さ
くは決してない、少々ふてぶてしい一匹の猫が入っていたのです。
「…なんじゃ猫か、どっから入りこんだんじゃ」
おじいさんが背中を向けてその場を離れようとすると、
竹から上半身を出したその猫が、笹に無言でじゃれ始めました。
おじいさんはその音でふと歩みを止め、
「おおそうだ、最近ねずみがちょろちょろしておるし、
連れて帰ってこいつに退治してもらおうかの」
と膝を打ち、猫を連れて帰ることにしたのです。
「ばあさんただいま」
「おじいさんお帰りなさい、…おや、その猫は?」
「光る竹の中に入とったんじゃ。ねずみ退治に役立つかと思っての」
「それはいいですね、すぐ働いてもらいましょう」
そう言って二人は、およそ子猫とは思えない貫禄のその猫を放しました。
「名前を決めてやりましょう」
「そうじゃな、では輝く竹の中におった猫で『かぐにゃ』はどうじゃ」
「かぐにゃですか。まあちょっと呼びにくいですがかまいませんにょ」
「ばあさん、うつっとるぞ」
「あらいやだ、おほほほほ」
と二人がたわいのない話をしている頃、
かぐにゃは口をアワアワさせながら、おばあさんが毎日餌をやっている
庭のスズメをロックオンしておりました。
つづく。
まあ、こんな感じです。
「続くんかい」の1クリック、
…すみません、長くなりそうなので。すみません。
ココ→
- [2010/05/01 20:30]
- それ以上 |
- Trackbacks(0) |
- Comments(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
- | Home |