順
子どもの頃の思い出は数あれど、
今でもふっと頭をよぎる苦い思い出、
それが、
前へならえです。
このブログでも何度かお伝えしてきました通り、私は背が低いのです。
どのくらい低いかと言うと、クラスで5本の指に入るくらいの低さです。
もっと言うと、クラスで3本の指に入るくらいの低さです。
もっと言うと、要するに、
常に一番前を争うほどの低さです。
149.5cmです。
1年前の健康診断で150cmの大台に乗ったかと思いきや、
今年の健康診断でまた140cm台に戻っていた低さです。
150cm台は大台です。
というわけで、
クラス替えや転入生に転校生、はたまた成長期で1年の間に1~2回背の順が入れ替わる度、一番前なのかそうでないのかミリ単位でしのぎを削り、たまに4月の時点ではっきりと自分より低い子が一人いると大変申し訳なさつつもああ助かったと安堵し、しかしそこまで小さければ逆に「ちいさかわいい」という萌え要素が生まれることすら他人事であり、そもそもなぜか背の高さに比例して声まで低いという余計な個性が「人生悟ってそうな人」という高2のクラスアンケートで女子1位を取らせてしまうという嬉しいんだか嬉しくないんだか微妙な結果を呼ぶ始末。
結局前へならへはならう人がおらず左手を腰に当てるのが常という学生時代を送り続けたわけで、
そんな思い出を、
思い出させたのはこいつ。
1本だけですが、思い出させるには十分でした。
「なんで伸ばしてんの」の1クリック、
わからないから余計に記憶が蘇るという皮肉。
ココ→
- [2010/11/01 19:30]
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