擬態語
日本語には実に様々な擬態語があります。
「ごろごろ」「そわそわ」「ぐるぐる」「だらだら」といった同じ言葉を二度繰り返すものや、
「ちらり」「ふんわり」「てきぱき」「うっすら」といった、主に「~と」を付けて使うものがありますね。
子どもの頃から普段の会話や本の中で聞いたり読んだりしながら、あまりに自然に身についてしまっている言葉ですので、もしいざ非日本語圏の方に「○○ってどういう状態のこと?」と擬態語について質問されても、「ほら、なんか、こう、こんな感じの」と身振り手振りで説明しようとするものの、結局うまく答えられない気がします。
最近、関西ローカルのテレビ番組を見ていたら、
『お兄ちゃん、シュッとしてはんなあ』
という発言がありました。
私は『シュッとした』という言葉でお兄ちゃんがどういう人かすんなり分かるのですが、東男の旦那の頭の中には「?」が飛び、「どういう人?」と聞かれたので、「ほれ、まあ、スマートっていうか、なんか、ほれ、シュッとした人よ」と答えました。
シュッとした人はシュッとした人です。
と開き直ると人間として成長しませんので、
今日は一つ、とある擬態語の状態を写真で説明したいと思います。
しゃなり
しゃなり
イメージしていただけたでしょうか。
「しゃなり」ではYahoo!辞書などにはありませんが、
過去の文学作品には使われているようなのでOKということで。
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- [2011/06/09 20:24]
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