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 2011年06月 

対峙 

今日の散歩中の出来事です。
(写真がないため状況を思い浮かべながらお読みください)

2頭を引いててくてくと歩いていると、20m前方、左手の空き地前に一匹の猫が。
いつもであれば、この段階で猫の方からひゅっと逃げてくれるのですが、今日は違いました。
近づけど近づけど一切動かぬ猫。首輪をしているのが確認できました。5m手前まで来たとき、ようやく立ち上がって空き地に移動し、ふーっと息を荒くし背中を高々と上げ始めます。その少し前から猫に気づいた2頭、いぬは全く反応なしであるのに対し、いぬじはリードをぐいぐい引っ張り近づこうとします。
「ほれほれ、怒ってるからやめときなって」
と言うものの、先行きが知りたい気持ちが抑えられず、しばらく様子を見てみることに。

いぬじと猫の距離、1.5m。
いぬは相変わらず空き地には入らず「はやく行きたいんだけど」という顔でぼーっと待っています。
猫の背は切り立った山のようにますます盛り上がり、「それ以上近づいたらやるど」という顔でいぬじを牽制し続けること30秒。
全く空気の読めないいぬじ、依然しつこく猫に近づこうとしたその時、今まで全くの傍観者だったいぬが初めて空き地に一歩足を踏み入れました。

さすがの体格差、猫が初めて一瞬たじろいだのです。
その動きを見逃さなかったいぬじ、
もう一歩前に躍り出たその瞬間、

シャーーーーーーっっっ

きゃいんきゃいんきゃいん

必殺ねこパンチ、いぬじの鼻先まで20cm。
いぬじ必死で腹見せ降参体勢。

ほれ、言わんこっちゃない。
プププと笑いつつ帰宅。

…と、近所の親の家に預けていた三豆がちょうど庭でひなたぼっこ中(長いひも付)だったので、2頭とともに近づきました。
こちらに気づいた三豆、喜んで近寄り、いぬじの耳元をぺろり。
普段なら立ったまま舐められ終わるのを待つだけのいぬじ、

今日は三豆の顔をぺろんと舐め返すのでした。

我が家は円満


懲りてくれるといいんですがね。
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