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童話(その2) 

こんばんは、只今旅行中のまめよしでございます。
帰ってくるまでの間、特別連載『いぬorいぬじが童話の主人公だったら』でお楽しみください。
2日目の今日は「いぬじのおんがえし」です。
では、張り切ってどうぞー。

むかーし昔あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
ある寒い雪の日のことです。
おじいさんがたきぎを売りに行ったその帰り道、わなにかかった一匹のいぬじを見つけました。
「おやおや、これはうまそうなたぬきがかかっておるわ」「ちが「仏様、どうか今日だけは勘弁してくだされ」
たぬき汁に目がないおじいさんは、人の仕掛けたわなであることを知りつつ、どうしても我慢できずにたぬ…いぬじをわなから外しました。
「これはばあさんが喜ぶぞ、今日は久しぶりのごちそうじゃ」「だからちが「何か聞こえたような気がするが気のせいかの」
たぬじをむんずと捕まえて家に帰ったおじいさんは、早速おばあさんに見せました。
「ほれ、今日はこれでたぬき汁を作ってくれ」
「あれまあおじいさん、これはたぬきじゃなくてきつねですよ」「それもちが
「おやそうだったかの、まあきつね汁でもいいわい」
「あれま、よく見たらネズミでした」「もっとちが
「何?ネズミなんぞ食えんわい、とっとと捨ててくるかの」
「あらすみませんおじいさん、やっぱりわらびーです」「おしい」
「なんじゃそれは」
「まあまあ背中をよく見たらこれはウリ坊じゃありませんか」「またはなれた」
「何、イノシシとな、それは一番の大ご馳走じゃ」
「でも顔だけ見るとあざらしのようにも見えますねえ」
「あざらしの肉は結構うまいらしいぞ」
”びゃんびゃんびゃんびゃん”
これは本格的に食われそうな予感がしたいぬじは、とっさに変な声を張り上げました。
「こんな鳴き方をする動物がいたかいの」
「初めて聞く声ですが多分いぬのようですね」
「なんじゃいぬか、そりゃ食うのはやめておこうかの」
ようやく夕食のメニューから外されたいぬじは、相変わらずびびりながらこう言いました。
「さきはありがとござました
なにかおれしたいのでのぞかないでくだちい」
「東南アジアの日本人向けのお土産の説明書きみたいじゃが、ともかくのぞかなければいいんじゃな」
障子の向こうの部屋に入ったいぬじは、がりがりと音を立てて何かを始めました。嫌な予感がしたおじいさんとおばあさんは、障子の隙間からそっと中をのぞいてみました。
するとそこには、
夢中で座布団の中身を引っ張り出して遊ぶいぬじの姿がありました。
がらっという障子の音に驚いたいぬじは、一目散に走り去りましたとさ。
めでたしめでたし。


まあ、こんなもんです。
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明日もまだまだ続きます。
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コメント

かわいいいぬじちゃんがいぬじ汁にならなくて本当によかったです。
私のところにも来てほしいなぁ。

にほんの母様

いぬじでよければいつでもお伺いさせていただきますよ~。
但し座布団が一枚台無しになるのを御覚悟ください。

「いぬじ汁」は、

まずそうです(爆)

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