fc2ブログ

童話(その4) 

昨日、旅行より戻ってまいりました。
ので、死んでおります。
しかし今日のお昼も予定があって出掛けておりましたので、いつ疲れて眠りこけてもいいように、実はこれを書いているのは18日です。
ので、死んでいるのは予想です。
その予想が100%当たっている確率100%。

さて、19日から始めました特別連載『いぬorいぬじが童話の主人公だったら』。
4日目の今日は昨日に続きいぬじ偏、
「いぬ什さん」です。

…え?何か変?
いえ、合ってますよ、「いぬじゅうさん」です。
では、はじまりはじまりー。

昔々、いぬ什さんという小僧さんがおりました。
いぬ什さんのうわさを聞きつけたお殿様は、その実力をためしてやろうとお城へよびました。いぬ什さんは「おしろにいけばおいしいものたべてあったかいふとんでいっぱいねられるな」と尻をフリフリでお城に向かいました。
すると、途中どうしても渡らなければならない橋の手前に、
「このはしわたるべからず」
という立て札が立っているのです。
字がまったく読めないいぬ什さんは立て札にも気づかず普通に渡ってお城へ行きました。
橋を見張っていたお殿様の家来も、まさかこのたぬきがいぬ什さんだとは思わず、すっかり見過ごしました。
お城に着くと、待ちかねたお殿様がこう言い出しました。
「さっそくじゃがいぬ什、そこの屏風のトラが夜な夜な抜け出して暴れるので困っておる。しばりあげてくれぬか」
「ぼくいぬじ」
「…なに?いぬ什ではないのか」
「ぼくいぬじ」
「なんじゃ、たぬ…人違いか、ならお前に用はない、帰りなさい」
「ぼくいぬじ」
「わかったから帰らんか」
「ぼくいぬじ」
「…っえーい、何でもよいからこの者に食い物をやってとっとと追い出せ」
「ぅぼぅううぃぬうぃ」
食べながらも自分の名前を言うことを忘れなかったいぬじ…いぬ什さんはすっかりお腹もいっぱいになり、いつの間にかお殿様の布団の入った押入れの中に忍び込んでそのまま朝までぐっすり休みましたとさ。
めでたしめでたし。

やっぱりオチがひどすぎました。
「はいはい期待してなかったよ」の1クリック、
痛み入ります…。
ココ→ranking

スポンサーサイト



コメント

すでに作品ができていたとは・・・。
してやられたり・・。
それにしても、
旅行(それも新婚旅行)に行く前にこれほどの作品を書き上げるとは!

下地となっている話が民話であることも含め、まめよしさんの日本文学に対する造詣の深さがにじみでている連続短編小説ですね。

「すきすきすきすき、すきっ、すきっ、いっぬ什さん♪」
           ↑
私にできることは、こんなことくらいです

旅行は楽しかったですか?
・・・きくだけヤボ・・・ですね。

うらやますい。

にほんの母様

素敵なテーマソングをありがとうございます。
お褒めのお言葉、大変恐縮しております。が、
日本文学に対する造詣の深さ、
というよりも、
日本文学に対する挑戦と冒涜、
のような気がします。すごく。

それなりに楽しめたんですが、
新婚旅行…なんて気分じゃ全然なかったですね…。
子供の頃に思い描いていたイメージとのギャップが…。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://mamedog.blog28.fc2.com/tb.php/1204-cfe7e56f