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付き添い 

いつもの広場に散歩に行った時のことです。
向こうの方に、小さな姉妹とお母さんらしき人影が見えました。

その距離およそ50m

すると、お姉ちゃんがこちらに駆け寄ってきました。

そんな気はしてました

いぬじはそそくさと逃げました。

遊んでくれる人なら老若男女だれでも大好きないぬ。
女の子にボールを渡して遊んでもらうことにしました。

途端にテンションの上がるいぬ

大喜びでボールを取りに行くいぬ。
数m先で自分のおもちゃに夢中のいぬじ。

よだれは毎回私が拭かせていただきました

何度か投げてもらい、さあ、そろそろバイバイね。
また遊んでやってね。
と、家族に背を向けて歩き始めると、

これもなんとなく予想はしてました

なんと我々の先陣を切ってずんずん歩いてゆく女の子。
振り返ると、ご家族から随分離れてしまっています。
当然、後ろからお母さんが女の子を呼ぶ声が聞こえてきました。

ほら、お母さん心配するよ、
みんなのところに帰らないとね、
と声を掛けるとしぶしぶ戻り始めた女の子。
しかしその足は遅々として進みません。

と、その時。

おおっ

いぬがまるで女の子に付き添うように歩き始めたのです。
まるで、「ほら、私も一緒にいるからお母さんのところへ帰ろうね」
と言っているかのように。

いぬが付いてくるからか、少しずつ歩みが速くなる女の子。

感動のシーン

女の子の方をちらちら伺いながら、少し距離をとって歩くいぬ。

ビデオに撮りたかった

あと20m、15m、10m、

よかったよかった

とうとう女の子が無事ご家族のもとへ。

ご苦労さんと言うべきか

それを確認するように一瞥して、いぬは私のところへ戻ってきました。
まさか、本当にいぬは女の子をお母さんのところへ帰らせるためにあんなことをしたのか。


…いや、

あれは絶対、
「まだあそぶ?」だな…。


そして「なんだもうあそばないのか」で帰ってきたいぬ。
所詮いぬにそんな高等な気遣いは無理です。
「こういう話が美化されるんだろうね」の1クリック、
…たしかに…。
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