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4月 

冬の間待ち焦がれた春の日差し。
花は開き、小鳥達は歌うようにさえずる。
少し低くなった青空に浮かぶ真っ白な雲。
大きなランドセルを背負って生き生きと歩く一年生。
まだ着慣れないスーツが初々しい新社会人。
街を薄桃色一色に染めた桜も今は散り、
頬を撫でる温かい風が新緑の季節を感じさせる。
そんな、日本の4月。

と言えば、

はい、狂犬病ワクチン接種です。
こればっかりは義務ですので、どんなにいぬが嫌がろーが首に縄つけてでも引っ張っていって打たせなければなりません。
まあ実際首に縄つけてるようなもんですが。

というわけで、言ってまいりました、動物病院。
まいどの事ながら、
車から降りるや否やはっと気づいて病院を通り過ぎようとするいぬ。
それを見てびびり始めるいぬじ。
ドアを入って受付しようにもひゅんひゅん鳴いて無駄な抵抗をするいぬ。
と体が固まったままじっと耐え続けるいぬじ。
診察室でもどうにか逃げられないものかと無駄な抵抗をし続けるいぬ。
と体が固まったままじっと耐え続けるいぬじ。
フィラリア用血液検査もするため前足から採血してもらおうとすると、
注射針が刺さるまで最後の抵抗を見せるいぬ。
と診察台の上では珍しく必死にもがいたいぬじ。
ちなみに尻のほうに刺されたワクチンにはほとんど気づかなかった2頭。
「はい終わった終わった」と診察台から降ろすや否や一直線にドアへ向かういぬ。
とそれを追ういぬじ。
ドアを出てそのまま病院の出口まで出ようとするいぬ。
とそれを追ういぬじ。
こら、お会計まだだっつーの。
晴れて終了し病院を出て車に飛び乗るいぬ。
とそれを追うものの自力では車に乗れないいぬじ。


毎年のことながら疲れる…。

注射痕をしきりに舐め続けるいぬじ

打ったら1~2日は安静にしていなければならないので、
接種の翌日が雨になる日を待っていました。
多分死ぬまでこれが続くぞ、いぬいぬじよ。
「犬に生まれちゃったからしょうがないよねえ」の1クリック、
そうそう、もっと言ってやってください。
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