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童話 

昔むかしあるところに、
赤ずきんという可愛い女の子がおりました。

どうでもいいですが、
『赤頭巾』
って書くと江戸の町を騒がしている盗っ人みたいですね。
そして赤ずきんちゃんって結局本名が分からずじまいですね。

本題に戻りますが、
病気のおばあさんの家にお見舞いに行くことになった赤ずきんは、
途中で寄り道してなんやかんやありつつもおばあさんの家に到着し、
「こんにちは、おばあさん」と元気よくドアを開け、
ベッドで横になっているおばあさんのところに駆け寄り、

また話がずれますが、
「元気よく」
を一発で変換しようとしたら
「ゲンキ欲」
になった私のPC(の履歴)が自分でもよく分からないのですが、

布団からはみ出したおばあさんの手や耳や口が、
子どもながらにどうもおかしいと思いつつ布団をめくると、
何とそこには、
おばあさんの格好をした、
オオカ

…


よく分からない動物が寝そべっていました。
その姿を見た赤ずきん、
思わず出た第一声が、

「おばあさん、小っさ」

赤ずきん自ら、分かりやすいように比較対象を置いてみましたが、

短いほうです

「やっぱり小っさ」

とそこへ、
たぬき汁の準備をしていたおばあさんが台所から出てきました。
すこぶる元気でした。
「おばあさん、これはたぬきじゃないわ(多分)」
「あらそうかい、じゃあキツネかね」

おばあさんを喰うどころか逆に喰われるところだった、
この少なくともイヌ科のなんやら分からない生き物は、
その後おばあさんと一緒に仲良く暮らしましたとさ。


めでたしめでたし。
ちなみにタヌキもキツネもイヌ科です。
「で、その写真使いたかっただけかい」の1クリック、
ご明察。
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