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職業(その19) 

ご想像通り、
今週末も雪が積もりました。
が、
今回は大したことはありませんでした。
3センチ程度で済みました。

今のところ。

明日の夜まで、雪の予報です。
全く気が抜けない。

さて、今日は土曜恒例連続企画、「いぬじが〇〇だったら」の日です。
職業図鑑の上から順に毎週違う仕事をいぬじにやらせていくという、いわゆる『もしもシリーズ』です。
今日の職業は、『気象予報士』です。

そんな難しいこと、いぬじにできるの?
と思われたと思いますが、
まあ行き当たりばったりでいってみましょー。


いぬじが某ケーブルテレビ局のお天気キャスターとして働き始めて丸1年。
難関と言われる気象予報士の資格が取れたのはほとんどまぐれだと思いますが、なんとか放送局に就職もでき、毎日元気よくお茶の間に天気予報をお伝えしています。

一般的に天気予報は「よく外れる」「当てにならない」とも言われますが、いぬじが担当している朝と夕方の情報番組、『スパッと朝!』と『ゆうやけワンワン』内のコーナー、『いぬじくんのおてんきの~てんき』は、なんとおよそ9割という的中率。
農家も多い地域ということもあり、ネットや口コミなどでもなかなかの評判を呼んでいます。司会のアナウンサーの「教えて!いぬじくんのおてんき、の~てんき~」の掛け声は、ちびっこの間でちょっとしたブームになっているとかいないとか。

今日も名前を呼ばれたいぬじがいざスタジオへ。
「きょうの○○ちほうのおてんきは、だいたいはれでしょう」
「△△ちほうのおてんきも、だいたいはれでしょう」
「◇◇ちほうのおてんきは、だいたいはれですがちょっとにわかあめがふるとおもいます」
と、ざっくりしているようないないような天気予報を伝えます。しかしこの良い意味でのいい加減さが逆に視聴者に好感を持たれたようです。

さて、このざっくり天気予報、いぬじは一体どのように予測を立てているのか、実は誰も知らないのです。
普通の気象予報士は、本番が始まる3時間くらい前に局に来て、気象庁のデータを分析して予測をするものですが、
いぬじが出勤するのは、なんと本番開始の30分前です。
キャスターになった当初、あまりにギリギリにやってくるいぬじにプロデューサーは激怒したのですが、
「これいじょうはやくできないの」
とうるうるした目で訴えるいぬじに負け、1週間様子を見たところ、見事に毎日的中。
それからは誰もがいぬじの重役出勤を、「そうしなければらならないもの」として認めています。

では一体、いぬじはどのようにして予測を立てているのでしょうか。それをこれからお教えしましょう。

いぬじは局に出勤する前に、放送エリアの基点を3か所、毎日回ってきます。
エリア自体はあまり広くありませんので、車で1時間もあれば全て回れますが、いぬじは運転ができないので、ハンドルを握るのはいつもかーちゃんです。
いぬじはダメだと言われつつも、後部座席でドライブボックスに手をかけて窓の外をワクワク見ています。
窓が鼻汁の跡でうろこ雲のようになっています。

さて、基点に到着すると、
いぬじは車から降り、
晴れの日や曇りの日はひらけた場所の真ん中で、
雨が降っていたら人通りの少ない軒下で、
寒い日はぬくもりの残る日なたで、
暑い日は西日の照り付けるアスファルトの上、
はかーちゃんに止められるのでちょっと涼しい植木の陰で、
10分ほどじっと動かずに過ごすのです。

風を感じ、空気のにおいを嗅ぎ、気圧や湿度の変化を全身で味わって、
手帳にさらさらとメモをして、
「できた」
と言って次の場所に移動します。

それだけです。
午後3時頃になると、また同じように3か所を回ります。
気象庁から送られてくる観測データも気象レーダーもアメダスなどの情報も、
一切見ません。

犬の、五感オンリーです。
それが、当たるのです。




いぬが若い頃、
いつもより早く散歩に行きたそうなそぶりを見せた日は、
夕方から雨になることが多かったのを思い出します。
偶然かもしれませんが。
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