吾輩
吾輩は猫である。
名前はもう有る。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした庭でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
ような気がする。
吾輩はそこで始めて犬というものを見た。
しかもあとで聞くとそれはいぬじという犬中で一番タヌキな種族であったそうだ。
このいぬじというのは時々我々を捕えて煮て食うという
ことは全くないが、
我々の食事を狙って残りを平らげるということはよくある。
そしてその当時から何という考もなかったから別段恐しいとも思っていない。
原作と読み比べていただくと助かります。
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- [2017/07/12 19:31]
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コメント
我が輩はおばちゃんである。
名前はあるけど、ブログ上ではたれくりたんである。
おばちゃんは周りの人に「時々おかしなことを言うね」と言われる。
夫は「それはテンネン言うんやで」と言う。
アホのおばちゃんには意味がわからんかった。
たれくりたん様
テンネンとは、「転捻」と書き、
まるで転んで捻じってしまうほど面白いことを言う人、の意である。
面白ければ面白いほど人気が集まる関西では皆の憧れとされるのである。
…私の学生時代の友人に本当に天然の子がいましたが、
その斜め上の発想と発言に毎度驚かされるやら大笑いさせられるやらで、
狙って笑わせようとする自分の浅はかさと、
やっぱり天然には一生かなわないことを思い知らされたのでした。